←前のページ 次のページ→   2005年10月1日  
常夏のカンボジアへ(雨期編)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 吉田   ・・・・・・
 半年前の予想通り、夏休みに2度目のカンボジアに行ってきました。今回の目的は「雨期のトンレサップ湖を船で渡る」です。
 トンレサップ湖は、雨期になると琵琶湖のおよそ15倍の広さになり、世界有数の漁獲量を誇る、カンボジアの心臓といわれる湖です。乾期に見たときとはすっかり様子が違っているトンレサップ湖にワクワクしながら船(屋形船のよう)に乗りました。両側に水上家屋が並ぶ中を船は進んでいくのですが、家だけでなく、学校も教会もビリヤード場も水上にあり、檻に入ったブタまでプカプカ浮いていました。水上生活者たちの暮らしが丸見えで興味深かったのですが、彼らにとってはこれが日常で、観光客の視線なんて慣れきってるのでしょうが、他人の生活をのぞき見することへのひっかかりもありました。
 そして、集落を抜けると視界が開け、目の前に飛び込んできたのは水平線と大海原でした。湖なのだから”大海原”はおかしいですが、今自分がいるのが湖だとは到底信じられない大きさです。あっけにとられていると、わらわらと一寸法師が現れました。子ども達がタライを漕いで「1$プリーズ」と近づいてくるのです。その中の一人が、私たちがお金を出さないのを見ると、いきなり湖に飛び込み、「え!?なになに?どうしたの?」と不安になったところで浮いてきて「ブハーッ、ブハーッ(呼吸困難)、ワンダラー」と叫んだのには大爆笑でした。持ちネタだったようですが、この子は本当にお調子者で、小学校の時にもこういう子いたなぁと懐かしくなりました。
 また、今回も毎日4時30分起きでサンライズを見に行きました。通常、雨期は雲が出て綺麗に見えにくいそうですが、運良く毎日美しい朝日を拝むことができました。今回の旅で一番よく撮れた写真が、アンコールワット前の聖池に咲いていた、朝陽を浴びた蓮の花です。
 2回の訪問で、色々な遺跡を見ましたが、私が一番好きなのはアンコールワットで、一番高い所に登って、まっすぐ延びる参道と空と緑を眺めながらボーッとするのがお気に入りの時間でした。早起きしているのでたまにウトウトしてしまい、「世界遺産でお昼寝しちゃったよ」と思うと、とても贅沢な気分に浸れます。
 余談ですが、「次はいつ来るの?」とホテルの人に聞かれ、うっかり「冬か来年の夏かなー」と答えたら不可解な顔をされ、相手は流ちょうに英語を話す人だったのですが、もしかしてsummer、winterって単語は通じないのかも!と思い、慌ててAugust or Januaryと言い直すとニッコリしてくれたので、常夏ってこういうことなんだ、と変なところで実感しました。

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