←前のページ 次のページ→   2005年2月1日  
「常夏のカンボジアへ(遺跡編)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 吉田  ・・・・・・
 年末年始にカンボジアに行ってきました。旅の目的はアンコール・ワットに代表される遺跡をみること、そして遺跡でサンライズ、サンセットを拝むことだったので、プノンペンには一度も行かず3泊4日全て遺跡周辺で過ごしました。
 カンボジアの印象を一言で言うと、素晴らしい遺跡・人の温かさ・美味しい食事(ハエ付き)・砂埃、です。
 遺跡は、その存在感にただただ圧倒されました。アンコール・ワットには、サンライズを見るために4時起きで毎朝行きました。初日(元旦)は、雲がでてしまい太陽を拝むことができませんでしたが(この日は観光客の大部分が日本人でした。やはり日本人にとって初日の出は、特別なものなのだと実感しました。)、2日目と3日目は、アンコール・ワットの横から昇ってくる美しく力強い朝日を拝むことができ、眠気も寒さも吹き飛び感激でした。
 他にもたくさん遺跡を見ましたが、印象深いのがタ・プロームです。遺跡の上にガジュマルがからみつくように根を伸ばしているのが有名な寺院です。崩れた石もそのままになっているので、自然の力と、長い年月を強烈に実感させる不思議な場所でした。私が見た遺跡は高いところまで登れるものが多く、登ってみると360度のパノラマで周りには緑が茂り、高い建物が全くないので上には広い青空が広がり、遺跡だけでなくその周りの自然との調和が本当に素晴らしかったです。
 他に興味深かったのは、アンコール・ワットで出会った僧侶たちです。ガイドブックなどで女性は僧侶に触れないように等いろいろ注意が書いてあるので、以前タイに行った時も今回もなるべく関わらないようにしていましたが、アンコール・ワットの僧侶は驚くほど気さくで、ひっきりなしに話しかけられました。同行の友人と「外国人に話しかけることも修行の一環だったりして」と笑い合う程でした。遺跡に映えるオレンジ色の僧衣がとても綺麗だったので、思い切って写真を撮りたいと言うと快くOKしてくれました。ただ、調子にのって「一緒に撮りたい」と言うと、やはり「女性と一緒に写真に写ることはできない」と言われました。その僧侶は若い方だったのですが、「他にも握手など女性に対する禁止事項がたくさんある。男性となら問題ないのに。私はよくない習慣だと思う。」と、仰ってました。どの世界でも古い慣習と新しい意見というのがあることを考えさせられ、ガイドブックを読んだだけではわからない貴重な体験をすることができました。(続く)

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