←前のページ 次のページ→   2003年1月31日  
正月休み、酔眼朦朧のつぶやき三話
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西郷 重人・・・・・・
1 あの人はいま
 昨年夏のある日、事務所のポストに近くのJR日野駅備え付けの特急券申込用紙4〜5枚の裏面に書かれたメッセージが入っていた。
 そこには、「今朝目が覚めたら公園にいた。なぜここにいるのか、自分が誰なのかどこから来たのか分からない。どうしたら良いんだろう、交番に行ったが胡散臭い目で見られ相手にしてくれない」などと言ったことがびっしりと書かれてある。
 数時間後、ドアの前に半べその青年が立っている、25〜30歳くらいか。「警察でも市役所でも本気に取り扱ってくれない、でももう良いんですお詫びに来ただけです」と言って帰った。
 あれは何だったのだろう、ちゃんと保護されただろうか、或いは狂言だったのか、そうであってくれたら良いが。
 相変わらずバタバタしていてちゃんと相手が出来なかったがこんなときどうすればいいのか。やり残して年を越したことは多々あるが最も気にかかっている一つである。
2 ふけたなあ
 昨年末、大学卒業以来二十数年振に再会した友人が開口一番私に発した言葉。 実はこっちも相手の顔を見て同じ事を思っていた。それもその筈お互い50歳、今の半分以下の年齢の時以来なのだ。
 ここ数年肩が凝る、目はかすむ、記憶力の低下が著しいと自覚(他にももっとあるが)する私である。でも老後人生への備えの開始をあと5年延長した。第一線で先輩達が活躍している中ではまだおこがましい。
 正月休みに長男夫婦が家に寄った。驚いた。お嫁さんのお腹かがせり出している、それも目一杯。これじゃまもなく本当に爺さんになってしまうではないか、これから不良中年を目指そうというのに!。
3 韓国
(その1)
 初めて韓国・ソウルに行った。アジア諸国共通の活気を感じるが中でも韓国には力強さが感じられた。
 4日間付いてくれたガイドさんと10分少々二人だけで話したとき「今でも私たちを嫌いな日本人がいるんですよね」と漏らした。学生時代親しくしていた友人が、藤村の「破戒」さながらに「実は自分は北朝鮮籍である」と打ち明け、その打ち明け方にショックを覚えたが、我々の世代も差別の影を引きずっているのだろうか。民族、人種、宗教、職業、男女、様々な違いを受け入れられるようになりたいものである。
(その2)
 私は辛いもの、特に唐辛子が好きである。店の人が気を悪くするのではないかと心配するくらい唐辛子を使う。
 毎食ごとに添えられる各種のキムチや唐辛子類は大いに満足であった。また韓国に行こう、その時は身もだえするような辛さにぜひ出会いたい。

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